TOMIZの「ショートニング」の感想
TOMIZの「ショートニング」の感想です。
写真を見ての通り、トランスファットフリー。トランスファットは、トランス脂肪酸のこと。
トランス脂肪酸に関しては、下記リンク先にて。
ケースと注意事項
ショートニングは、大きなケースに入っています。
写真では右下になりますが、ツメが折れる箇所があり、そこからフタを開ける仕様です。必要な分だけ取り出し、残りはフタを締めて保存。そんな感じのケースですね。
購入先は、富澤商店の通販サイト「TOMIZ」になります。
臭いものNG
臭いの強いものを避けて保存するよう、注意事項が書かれています。
見ての通り300gあるので、使い切るまでには結構かかる代物。匂う食品の傍に置いて、風味に影響したら嫌ですね……。
賞味期限は、購入時点の5ヶ月後でした。
トランスファットフリーについて
以下は、「オーガニック トランスファットフリーショートニング(680g)」の商品ページから引用した文章です。
当商品は、アメリカ食品医薬品局(FDA)がアメリカ国内向けに定めた「約55gあたり0.5g未満のものはトランス脂肪酸フリーと表示可能」という見解を基に表示しております。トランス脂肪酸の含有量がまったくゼロということではありませんのでご了承下さい。
ほとんど含まれていなければ、ゼロ表示可能のという よくある話ですね。100mlあたり5kcal未満なら、カロリーゼロの表示が可能なように。
なお、上記の「オーガニック トランスファットフリーショートニング(680g)」を詰め替えた商品が、当ページで扱っているショートニングです。
安価で提供できるよう、簡易パッケージにリパックしたため、メーカーパッケージよりも賞味期限が短くなっている模様。
ショートニングの使い道
アイスクリームのように見えますが、なかなかに固かったですね。
バターやマーガリンより固いので、トーストに塗るのは無理。せいぜい、載せて焼くくらい。実際に焼いてみたのが、次の写真です。
溶けかけのショートニング
写真は、トーストと一緒にオーブンで焼いたショートニングです。
先に、焼いたトーストに載せてみましたが、ほとんど溶けませんでした。融点が高いんですね。
オーブンで少し加熱しても、大きな塊は溶けません。
このショートニングは、無味・無臭です。トーストに塗ったところで、トーストの味しかしないでしょう。少なくとも、私はそうでした。せいぜい、油分が多めになる程度。
本来の用途
ぶっちゃけ、製菓用です。あとは、製パン。
バターの代用品として使えますし、300gで390円なので、こっちの方が安価かも。物によっては、違うかもしれませんが……。
バター風味のマーガリンなら、このショートニング半額以下でしょうけど、そりゃマーガリンですからね。
最大の特徴である「無味・無臭」さと、バターよりも空気を含みやすい性質があるので、バター風味を抑えたサクサクなクッキーを作りたい人には、ベストな素材かも。
溶かすなら湯せんで
上の写真は、ショートニング、電子レンジで加熱したショートニング、その後 湯せんしたショートニングです。
ガラス容器に入れた状態で電子レンジで温めると、放電が起こるのでやめましょう。なかなか怖いです。
溶かしたいなら、湯せんがベターですかね。
フライパンに油を敷くみたいな使い方なら、牛脂と同じように扱っても、いいんでしょうけど。
家族が野菜炒めに使ったら、脂っこくなくていい。素材の味がわかると言っていました。
まとめ
原材料でよく目にする「ショートニング」ですが、それ自体で売っているとは思いませんでした。
なもんで、「へぇ~、あるんだ」という感想を抱いてすぐ、実物を見てみたくなって購入。それだけの話です。
まぁ、油なんで、カロリーは高いです。100gあたり、846kcal。当然、脂質は100g。