「じゃがいも」の栄養
写真は、9月中旬に撮影した「じゃがいも」です。
栽培地は、自分の家の畑。そこで取れたじゃがいもの写真を見ながら、栄養価などを見ていきます。
ぶっちゃけ、畑で取れた作物の記念撮影ページでしかありません。
「じゃがいも」の栄養と種類
じゃがいもにも幾つか種類というか、品種があります。
家でも、キタアカリ、男爵芋、メークインなど、色んな種類を植えていたはず。
まぁ、家族がやってるものなので、私はサッパリ……。
「じゃがいも」の栄養価
カロリーは、食品成分表を使って計算されています。
栄養価も、そちらを参考にしているはずなので、大元のデータである文部科学省の食品成分表を参考にしました。じゃがいもの分類は「いも及びでん粉類」です。
じゃがいもの成分
品種による区分はなく、じゃがいもは、じゃがいもです。
ただし、「塊茎、生」「塊茎、蒸し」「塊茎、水煮」「フライドポテト」「乾燥マッシュポテト」で栄養価が違います。
「ポテトチップス→菓子類・<スナック類>」という行もありますが、数値は未記入。食品番号が「15103」と「15104」なっているので、「食品番号+数値」で検索すれば出てきます。文部科学省の食品成分データベースが。
このページでは、「塊茎、水煮」の成分を見ていきます。以下は、可食部100gあたりの数値です。
- エネルギー:73kcal
- 水分:81.0g
- たんぱく質:1.5g
- 脂質:0.1g
- 炭水化物:16.8g(単糖当量:15.8g)
- 食塩相当量:0g
シイタケのデータを見た後に書いているので、単糖の多さに目が行きます。
当然、カロリーも増えているわけですが、これが「フライドポテト」「乾燥マッシュポテト」になると、桁違いに多くなります。
「フライドポテト」で237kcal、「乾燥マッシュポテト」で357kcal。ポテトチップスに関しては、次項にて。
ポテトチップスの成分
先の項で、「文部科学省の食品成分データベース」に触れました。そこに書いてあるポテトチップスのデータは、次の通り。
- エネルギー:554kcal
- 水分:2.0g
- たんぱく質:4.7g
- 脂質:35.2g
- 炭水化物:54.7g(単糖当量:-)
- 食塩相当量:1.0g
単糖当量は未記入でしたが、食物繊維は水溶性1.1g、不溶性3.1gで、総量4.2gとなっています。
「炭水化物」=「糖質」+「食物繊維」なので、単純に炭水化物から食物繊維量を引くと、50.5gとなります。
そんな箇所を見るまでもなく、カロリーの桁違い具合に、同じ じゃがいもでも、ポテトチップスは別ものだと思えてくることでしょう。
「塊茎、水煮」の約7.5倍ものカロリーがあるわけですからね。まぁ、水分を飛ばした状態で、同じグラム数で比較すれば無理もないか。
「じゃがいも」の栽培
じゃがいもは、割と簡単に育ちます。
いもを土の中に入れておけば、勝手に芽が出て大きくなる感じ。「じゃがいも」の芽は、写真中央になります。
見ての通り、繁殖力の強いミントが傍にあっても成長可能。
写真は、11月中旬に撮影したものですが、普通 この時期には植えません。
枯れる「じゃがいも」
写真は、枯れる前の「じゃがいも」です。
霜が降りると「じゃがいも」はダメになるので、冬場に植えても無駄。少なくとも、雪が積もる地方では。
写真は、霜が降りて枯れた状態。
よくわかるよう、枯れた部分に寄ってみたのが、次の写真。撮影は11月下旬です。
意図せず芽が出たのですが、枯れているのを見ると、勿体無い気持ちになりますね。
これは「植えた」というより、「廃棄」したじゃがいもです。収穫したものの、小さすぎて皮をむくのが大変なので、廃棄場所に置いて肥やしに……。そんなつもりでした。
いがぐりがあるのは、それを上から置けば、廃棄したものに動物が来なくなるかなぁ~みたいな発想から。実験ですね。
「じゃがいも」の感想
じゃがいもは、歴史を動かした「貧者のパン」です。
その栄養価の高さと繁殖力の強さが、多くの人を飢えから救ってきたことでしょう。
でも、油で揚げたら別もの。
そんなことを感じた次第です。最後に、個人的に好きな「じゃがいもレシピ」を紹介して終わりにします。
個人的に好きな「じゃがいもレシピ」
- 1. じゃがいもの皮をむき、5mmくらいの厚さに切ります
- 2. 切ったじゃがいもを茹でます
- 3. グラタン皿に、オリーブオイルを広げます
- 4. じゃがいもを皿に並べます
- 5. その上に、たらこか明太子を塗ります
- 6. その上に、溶ける系のチーズを置きます
- 7. 電子レンジかオーブンで加熱
飲み物を準備したうえで、お召し上がりください。