【体験談】ベルタ BCAAを飲んでみた|公式ショップの評判
- BCAAは、筋肉のエネルギー源
- グレープフルーツジュース風味
- 必須アミノ酸の効率的な摂り方
「ベルタ BCAA」というプロテインを飲んだ感想です。
は、ベルタ葉酸サプリ、ベルタプエラリアなどが有名なブランドです。「ベルタ(BELTA)」は、イタリア語で「美女」という意味。
ベルタを展開しているのは、東京都港区に本社がある2010年設立の株式会社ビーボ。主な事業は、D2C事業、メディア・アプリ事業、キャリア事業、コンサルティング事業、医療サービス事業など。D2Cは、「Direct to Consumer」の略。消費者に直接販売する仕組みのこと。
「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2017」の受賞、「WOMAN’S VALUE AWARD 2018」の受賞、2019年版 日本における「働きがいのある会社」ランキング 145社に選ばれた会社でもあります。
ベルタのほかに、パルクレール、アールイーといったブランドも手掛けています。
「ベルタ BCAA」の飲み方と感想
紙パッケージの中には、スティックが30本入っています。
1包3.7g×30包なので、合計111g。1日の目安は1包なので、1ヶ月分といったところ。
1包あたりの成分は、エネルギー14.13kcal、タンパク質1.91g、脂質0g、炭水化物1.62g、食塩相当量0.001gとなっています。
飲み方
スティック状の袋から出し、水に溶かして飲みます。
「水と一緒にお召し上がりください」くらいしか書いていないので、推奨される水の量は不明。
コップ一杯分相当なら、200mlでしょうか。
感想
写真は、100mlの水に溶かしたものです。
味は、グレープフルーツジュースっぽいですね。似たような酸っぱさを感じるという意味で。
あくまで似ているレベルで、少し味の付いた水くらいの認識でいいでしょう。飲みづらい味では、ないですね。あくまで、個人的な感想ですけど。
「BCAA」とは何なのか
そもそも、「BCAAって何なの?」という人向けの説明をします。
「BCAA」は、平たく言えば「筋肉のエネルギー源」です。
必須アミノ酸である「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の総称で、この3つは枝分かれするような分子構造をしています。なので、「分枝鎖アミノ酸(または分岐鎖アミノ酸)」と呼ばれていて、英語で書くと「Branched Chain Amino Acid(BCAA)」になります。
通常の食生活で不足することはないですが、3つのうち どれかが多すぎると体重減少などの弊害を引き起こすことも。
タンパク質の合成に使われるアミノ酸。
体内で合成できる非必須アミノ酸と違い、食事で摂らなくてはいけない栄養素です。
筋肉組織で代謝されるBCAAの一種。
タンパク質の合成、肝機能向上、血液中の窒素バランスの調整といった機能を持ちます。
多くの食品に含まれているBCAAの一種。
タンパク質の合成、肝機能向上、筋肉強化といった機能を持ちます。
鶏肉や牛乳に多く含まれているBCAAの一種。
成長促進、血管拡張、肝機能強化、筋肉強化、疲労回復といった機能を持ちます。
筋肉と関連付けられているのは、筋タンパク質中に多いからです。シンプルな考え方で言えば、筋肉の中に多いから、関係があるだろう的な。細胞の制御分子としての働きは、下の引用元をご参照ください。
ちなみに、「BCAA」で検索すると、プロテインやサプリが表示され、トレーニングしている人が使用している例が多く見られます。
分岐鎖アミノ酸はさまざまな細胞機能を調節する制御(シグナル)分子として機能している.分岐鎖アミノ酸はシグナル分子としてタンパク質合成や分解,そしてインスリン分泌を制御し,また食事摂取やエネルギーバランスの中枢神経系制御に関与することが知られている
雑誌での紹介記事
雑誌では、ビューティアイテムとして紹介されています。
ベルタHMBサプリとセットになっているので、一緒に扱われていますし、同時に使用するのが前提の模様。
HMBは、ロイシンの中間代謝物のひとつです。中間代謝物は、変化する過程の物質という認識でいいでしょう。AがBになって最後にCになるときのBみたいな感じです。
「ロイシン」は、先に書いた必須アミノ酸のこと。
身体は食物やプロテイン粉末中のアミノ酸のひとつであるロイシンの少量を HMB に変換する。その後、肝臓が HMB を別の化合物に変換する。専門家はこの化合物について、筋肉細胞が運動後に構造と機能を回復する際に役立っていると考えている。HMB はまた筋肉中のタンパク質増強を助け、筋肉タンパク質の分解を減らす。
<中略>
HMB サプリメントの使用が有効であるかどうか知ることは難しい、なぜならこのサプリメントに関する研究では、対象者の年齢や健康状態に非常にばらつきがあり、摂取用量も大きく異なり、摂取期間も異なっていたからである。総合的に考えると、HMB は、筋肉に損傷を引き起こすのに十分な激しさと時間を伴う運動からの回復を加速させるようである。
トリプトファンの摂取阻害
脳内にアミノ酸が入る際には、トランスポーターが必要になります。BCAAとトリプトファンは、同じトランスポーターを使用するので、競合して取りこみにくくなるという説も。
とはいえ、運動中はBCAAがエネルギー源として使用されるので、必然的にBCAAが不足し、トリプトファンが取り込みやすくなります。
血中のトリプトファン濃度に対するBCAA濃度が低下すると、脳の疲労が強まるとも……。
それ以前の話として、効率的にアミノ酸を摂取したいなら、「アミノ酸スコア」のことを説明する必要があるでしょう。詳しくは、下記リンク先の「アミノ酸の桶」にて。
まとめ
「BCAA」も「HMB」も、プロテインやサプリメントとしては定番で、他のメーカーも出しています。
他社製品との比較に関しては、通販サイトの商品ページで見られます。栄養素が多いというデータが……。
「BCAA」や「HMB」は、筋肉に関するものです。肌だと成分が違いまして、コラーゲンの出番となります。詳しいことは、下記リンク先にて。