「シイタケ」の栽培と栄養

シイタケ画像

写真は、5月中旬に撮影した「シイタケ」です。

栽培地は、自分の家の畑に隣接する林。

そこで毎年 取れる「シイタケ」の話をします。

 

「シイタケ」の栽培

遮光ネットの画像

写真は、遮光ネットに覆われたシイタケの榾木です。

この遮光ネットは、コモと呼ばれるもので、ホームセンターなどに行けば買えます。

シイタケの種駒を植える榾木も、ホームセンターで買えますが、森林組合でも購入可能。ただし、伐採シーズン前に注文する必要あり……。まぁ、余ってれば別ですけど。

価格は木によって違いますが、1本150~180円くらいだったかな。

ネットを被せる状態になるまで、幾つかの工程があるんですけど、その辺は「きのこ栽培」のサイトで ご確認ください。

 

「シイタケ」の収穫

「シイタケ」の収穫の画像

毎年、梅雨の前ぐらいになると、勝手に生えてきて、食料になります。秋ごろに生えることもある模様。

収穫方法は、遮光ネットをよせて取るだけ。私がやってるわけじゃないので、アレですが。

取るのを忘れると、どんどんデカくなって、スーパーで見ることがないサイズに……。

 

大きな「シイタケ」

大きな「シイタケ」の画像

写真は、大きくなった不気味シイタケ。

育ち具合は年によって違いますが、あまり好きじゃないので気にしたことは、ありません。

まぁ、家族がやってるものなので……。

 

「シイタケ」の栄養

収穫した「シイタケ」の裏

カロリーは、食品成分表を使って計算されています。

栄養価も、そちらを参考にしているはずなので、大元のデータである文部科学省の食品成分表を参考にしました。シイタケの分類は「きのこ類」です。

 

成分

「菌床栽培、生」「菌床栽培、ゆで」「菌床栽培、油いため」「原木栽培、生」「原木栽培、ゆで」「原木栽培、油いため」「乾しいたけ」で栄養価が違います。

「菌床栽培」は、菌床と呼ばれるオガクズや米糠を元に作られた培地で育てるもの。栽培キットも、この類いです。

対して「原木栽培」は、文字通り木に菌を植えるもの。うちでやってるのは、原木栽培になります。

このページでは、「原木栽培、ゆで」の成分を見ていきます。以下は、可食部100gあたりの数値です。

  • エネルギー:19kcal
  • 水分:90.8g
  • たんぱく質:2.4g
  • 脂質:0.4g
  • 炭水化物:5.9g(単糖当量:0.6g)
  • 食塩相当量:0g

「菌床栽培」と「原木栽培」で、そこまで大きな差はありません、栄養価では。原木栽培の方が、食物繊維が多いとか、そのくらいのレベル。

どっちにしろ、「食物繊維」=「炭水化物」-「糖質(単糖当量)」なので、ほぼ食物繊維。そして、水分ですね。

 

「きのこ」がヘルシーじゃない可能性

消化吸収率に個人差が大きい食品(主にキノコや藻類)では、暫定的にアトウォーターの係数で求めた「カロリー」を半分にした値を成分値に載せています

引用元:成分表のカロリーってどうやって決めているの?(成田崇信)|Yahoo!ニュース

消化吸収率に個人差の大きい食品の代表として、きのこ類が挙げられています。

カロリーを半分にした値を成分値に載せているので、その少なさだけ見て「わ~い、ヘルシー」とか言うのは、どうかなという話。

個人差が大きいようなんで……。

カロリー

カロリーとは、何なのか

「cal」と「Cal」の違いと「J」という単位について。食事誘発性熱産生と三大栄養素の役割を知って、根拠のないダイエット方法にサヨナラ

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「シイタケ」の感想

たくさん採れて余ったときは、冷凍します。そんなに味は変わらないとか……。

香りがいいだのなんだの、私には理解できないことなので、出されたら何も考えずに噛んで飲み込むだけ。

ビジュアル的には、大きくないのは好きですよ。