「枝豆」の栄養

枝付きの枝豆の画像

写真は、8月初旬に撮影した「枝豆」です。言い方を変えるなら、未成熟の大豆。

家の畑で栽培しているもので、豆をもぐ作業の前は、写真のような感じです。

我が家では、お盆の帰省時期前に収穫し、酒の席で出せるかが焦点になっています。まぁ、どうでもいい話ですね。

枝豆を育てるプロになると、収穫時期を調整して、定期的に提供しているので、彼らが見たら笑うところかも。

 

「枝豆」の栄養

「枝豆」の画像

枝豆は、未成熟の大豆。

ですが、「日本食品標準成分表」では、「豆類」じゃなく「野菜類」の項目にあります。

成分表の豆類の項目にも名称はありますが、データはありません。せいぜい、食品番号が「06015」~「06017」だとわかるくらい。

ということで、野菜類のデータを見ます。

 

「えだまめ」の栄養価

カロリーは、食品成分表を使って計算されています。

栄養価も、そちらを参考にしているはずなので、大元のデータである文部科学省の食品成分表を参考にしました。表記は漢字ではなく、ひらがなで「えだまめ」になります。

 

えだまめの成分

えだまめは、「生」「ゆで」「冷凍」で栄養価が分けられています。

このページでは、「ゆで」の成分を見ていきます。以下は、可食部100gあたりの数値です。

  • エネルギー:134kcal
  • 水分:72.1g
  • たんぱく質:11.5g
  • 脂質:6.1g
  • 炭水化物:8.9g(単糖当量:4.6g)
  • 食塩相当量:0g

廃棄率は50%で、廃棄部分は「さや」となっています。言うまでもなく、「さや」を食べない前提の栄養価です。

 

冷凍との差

冷凍ものは水分が減っている分、「ゆで」に比べると栄養価は高め。カロリーも多いです。

それは単純に100g換算だからでしょう。水分が減った分だけ、濃くなったようなもの。

 

「枝豆」の感想

さすが大豆。

植物なのに、たんぱく質が多い。脂質もある。

こうしてみると、植物界では異色の存在に思えてきます。

まぁ、あまり実が入っていない さやもあるんですけどね。